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2025/06/25梅雨の晴れ間に楽しむ冷茶散歩
冷茶でお散歩編 | 大佐和ブログ

梅雨時の冷茶でお散歩編

梅雨の不忍池と紫陽花の美しい風景

執筆者:株式会社大佐和老舗 取締役副社長 大澤一貴

梅雨時の冷茶散策〜湯島の不忍池で感じる季節の移ろいと茶文化の魅力〜

はじめに

梅雨の不忍池と紫陽花の美しい風景

梅雨時期の不忍池、色とりどりの紫陽花が優雅に花開く

梅雨の季節が静かに訪れ、空は曇りがちに覆われます。6月中旬、不忍池のほとりでは色とりどりの紫陽花が優雅に花開き、その姿はまるで雨粒を映す鏡のように輝いています。

この時期の東京は、雨と晴れ間が交互に訪れ、空気には独特の湿潤さが漂います。街中では傘を差す人々の姿が増え、緑の木々はより一層鮮やかな色彩を放っています。そんな梅雨の美しさを感じながら、この季節ならではの冷茶の魅力をお伝えしたいと思います。

梅雨時の散策における冷茶の意義

水筒に入った冷茶を持って散策する様子

心地よい冷茶を手に、ゆったりとした散策の時間

梅雨の候は、湿度が高く体感温度も上昇しがちな時期でございます。このような環境において、適切な水分補給は大切な要素となります。しかしながら、単なる水分補給を超えて、冷茶には心身のリフレッシュ効果があることを、今回の散策を通じて改めて実感いたしました。

そっと手に取った冷茶を片手に、私はゆったりと散策の歩みを進めます。心地よい涼を感じながら、緑の景色とあわあわと揺れる紫陽花の色彩に目を細めます。

遊歩道沿いに咲く紫陽花は、薄紫、白、淡いピンクと様々な色合いを見せ、雨上がりの水滴が花びらを宝石のように輝かせています。手にした冷茶の透明感ある淡緑色が、この自然の美しさと調和し、まるで一幅の絵画を眺めているような気分になります。

茶葉から抽出された自然の恵みが、都市部における貴重な自然散策をより豊かなものへと昇華させてくれるのです。

不忍池の季節感とお茶の時間

不忍池の蓮の蕾と水面の美しい光景

静かに佇む蓮の蕾、開花の時を待ちわびるように

池の水面には蓮の蕾が静かにたたずみ、まもなく花開くその時を待ちわびるようです。開花の瞬間はもう少し先ですが、その静かな佇まいは、まるで時間がゆったり流れる夢のようでございます。

この光景を眺めながら、ふと茶の時間の大切さについて考えました。お茶を淹れる時間、味わう時間、そして自然を愛でる時間。これらは全て、私たちの心を豊かにしてくれる貴重な瞬間です。池のほとりのベンチに腰を下ろし、冷茶を一口含むと、蓮の蕾のようにゆっくりと心の中に甘い味わいが広がっていきます。

急がない時間、せかされない瞬間の中で、お茶本来の美味しさを味わうことができるのです。まさに蓮の蕾が開花を待つように、私たちも時には立ち止まり、静かな時間を大切にすることが必要なのかもしれません。

冷茶がもたらす心地よいひととき

ベンチに座り池を眺めながら冷茶を味わう様子

池を眺めながらの至福の冷茶タイム

暑さが少しずつ忍び寄るこの季節、水分補給は冷茶の涼やかな一滴とともに。清涼感が心と体をリセットし、自然のリズムに身を委ねるひとときとなるのです。

現代社会における多忙な日常の中で、このような静寂な時間を持つことは貴重な体験でございます。冷茶の持つ自然な甘味と清涼感は、人工的な清涼飲料では得られない、深い満足感をもたらします。

ベンチに座り、池を眺めながら冷茶を口に含んだ瞬間、体の奥底から涼しさが広がっていくのを感じました。それは単なる冷たさではなく、茶葉が持つ自然の力が体に染み渡っていくような感覚です。鳥のさえずりと水面を渡る風の音、そして口の中に残る優しい甘味。これらが一体となって、まるで自然の中でゆっくりと深呼吸をしているような、穏やかな気持ちになりました。

スマートフォンの電源を切り、時計も気にせず、ただ今この瞬間を味わう贅沢さを改めて実感したのです。

今回使用した茶葉と抽出方法

大老風印の茶葉と水出し茶の準備

今回使用した大老風印と水出し茶の準備

今回の散策で使用いたしました茶葉は、弊社の看板商品である「大老風印」でございます。

抽出方法
  • 茶葉使用量:10g
  • 使用水量:750ml
  • 抽出時間:60分
  • 抽出温度:冷蔵庫内

この分量と時間設定により、雑味の少ない上品な甘味を持つ冷茶をお楽しみいただけます。今回の散策では、この甘味が歩き疲れた体に優しく染み渡り、まさに自然散策の良きお供となりました。

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梅雨時期ならではの冷茶の楽しみ方

雨に濡れた紫陽花と冷茶のコントラスト

雨に濡れた紫陽花の美しさと冷茶の清涼感の調和

梅雨という季節は、多くの方にとって少し憂鬱に感じられるかもしれません。しかし、この時期だからこそ楽しめる冷茶の魅力があります。

雨の日には、窓辺で雨音を聞きながらゆっくりと冷茶を味わう静かな時間。晴れ間が見えた日には、今回のように自然の中で冷茶とともに季節の移ろいを感じる散策。梅雨の湿気で重くなった空気の中で、冷茶の清涼感がより一層際立って感じられるのです。

また、紫陽花の美しさを眺めながら飲む冷茶は、視覚と味覚の両方で季節を楽しむことができます。透明感のある淡緑色の冷茶と、雨に濡れた紫陽花の色彩が織りなす美しいコントラストは、まさに梅雨時期ならではの楽しみ方と言えるでしょう。

冷茶の奥深い味わいの世界

様々な茶葉と冷茶のバリエーション

茶葉によって変わる冷茶の多様な表情

冷茶の魅力は、その時々の気分や場面に応じて様々な表情を見せることにあります。茶葉の分量や抽出時間を変えることで、お好みの味わいをお楽しみいただけます。濃厚な味わいから清淡な仕上がりまで、お客様それぞれの嗜好に合わせたアレンジが可能でございます。

実は、冷茶の世界には まだまだお伝えしきれない奥深さがあります。季節ごとに最適な茶葉の選び方、温度による味わいの変化、そして何より、お客様それぞれの生活スタイルに合わせた冷茶の楽しみ方。次回の記事では、これらの秘密を余すことなくお伝えする予定です。きっと、今まで知らなかった冷茶の新しい一面を発見していただけることでしょう。どうぞお楽しみに。

まとめ

梅雨の美しい風景と冷茶の調和

梅雨の美しさと冷茶が織りなす心豊かな時間

梅雨という日本の美しい季節において、冷茶は日常に小さな幸せをもたらしてくれる存在です。自然の恵みである茶葉を丁寧に抽出し、季節の移ろいとともに味わうことで、忙しい毎日の中にも特別な瞬間を見つけることができます。

私たちは、お茶を通じて皆様により豊かな時間をお過ごしいただけるよう、様々な茶葉の楽しみ方をお伝えしていきたいと考えております。梅雨から夏にかけての季節、ぜひ冷茶とともに心穏やかな時間をお楽しみください。

今後も季節に応じた茶葉の楽しみ方について、実体験を交えながらご紹介してまいります。ご質問やご要望がございましたら、お気軽にお声かけください。

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